風のゆくえ 〜湘南日記〜

風のゆくえ別館 〜さらさらゆくよ〜 旅行日記

出発

Category : バリ島つれづれ旅行記(1999ひとり旅)





部屋の前で


トビラのレリーフがきれい



部屋の前にぶら下がっていた木彫り。なんじゃこりゃ?



石像にもお花を飾る
朝6:53の大宮発・東京行きの新幹線に乗る。
スーツケースが重いのでエレベーターやエスカレーターに乗れる新幹線で移動する。成田へ荷物を送ることも考えたけど、取りに来てもらう時間が無かった。いつもは出発の1週間も前から準備をするのに、今回は何をしていたのだろう?昨夜、大急ぎでパッキングした。
仕事が忙しかったせいもあるけど、バリ島に行くことを夢のように感じて動けなかったのだ。
妙な浮遊感の中、旅行前の1週間余りを過ごした。きっと、バリでの9日間も夢のように過ぎてしまうのだろう。

機内では隣に中年の男性と東南アジア人の女性のカップルが座っていた。人目もはばからずイチャついていてムカつく。
会話の内容から不倫旅行らしいとわかってさらにムカつく。
「今日どこに泊まるんだっけ?」
「アマンキラ」
その会話を聞いてさらにさらにムカつく。
いいのだ。アマンへは定年後に旦那と一緒に行くと決めているのだ。
(結婚していたらだけど)
「ハネムーン」ではなく「定年後」というのがミソだ。
けれど、デンパサール行きのこの飛行機は空いているので、カップルは後ろの席に移動し、3人がけのこの列を私は一人で独占した。


ハラが減った。
成田でマックを食べたのに。機内では食べないつもりだったおつまみも、食事も、クッキーも、出されたものは全て食べてしまった。
なのにもうハラ減り状態。
只今、日本時間午後7:30頃。ハラが減ってもおかしく…ないよね?

デンパサールに着くと、ねっとりとした空気が私を包む。
日本語ガイドに迎えられ、ウブドへ向かう。

サヌールへの分かれ道を過ぎた辺りから、道は真っ暗になる。
ヘッドライトに照らされて、レンガを積んだ壁や椰子の葉葺の屋根が浮かぶと、ここがバリ島なのだとわかる。
車のエンジンと砂利を踏む音で耳を塞がれる。他は何も聞こえない。何も考えられなかった。
ホテルに着く。ほの暗いオレンジ色の灯りの下でゲストブックに記入する。息苦しいような、ミゾオチの辺りがキュンとするような感じがした。大きく息を吸い込んだ。
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ウブドじゃらんじゃらん

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パサール(市場)まで
シャトルバスで連れて行ってもらい
そこからモンキーフォレストまで延々と南下。
土産物屋が軒を連ねていた。
お菓子売りのおばさんかな?
ピンクのシャツと帽子がキュートだ。




荷物は頭の上に乗せる。
絶妙なバランス。
夏休み前の微妙な時期。
人はまばらだった。




お犬様。

バリ島は犬が多い。
奥で歩道に座っているおじさん達は
タクシーの運転手。
前を通ると
「タクシー?」「トランスポート?」と
声を掛けてくるが、あまりやる気はなさそうだ。
日がな一日、ああして座ってしゃべっている。





セクシーポーズのガネーシャ。
象じゃないよ。神様だよ。


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ウブドじゃらんじゃらん

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何の花だろう?合歓の木に似てるけど
葉っぱが違う?



地面へお供えし、
祈りながら聖水を掛ける。
地面へのお供えは
悪霊を鎮めるためだという。

モンキーフォレストで道はぐぐっと曲がって今度は北上する。
雲行きがあやしくなり、雨が降ってきた。
ベベ・ブンギルというレストランへ非難する。
お腹も空いてきたので、カルボナーラとウォーターメロンジュースを注文する。

気づくと、先ほどすれ違ったひとり旅の日本人女性が斜め前のテーブルに座っていた。何かピンクの飲み物とケーキを注文したみたい。なんだろう?ピンクの飲み物?ひとり旅、ちょっと親近感が沸いた。

このレストランはアヒルのグリルが有名。(と、ガイドブックに載っている)
カルボナーラも美味しかった。
雨はすぐに上がった。
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わき道へ

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わき道へそれてみた。
ちょっと入っただけなのに
広い田んぼに出た。
 田んぼの畦道から、
頭にかごを乗せたおばさんが出てきた。
鉢合わせしそうになって驚く。おばさんも驚いていた。
道は左へ直角にカーブし、その先へ続いている。
とりあえず、行ける所まで行ってみることにする。
 坂道に出た。
ロスメン(民宿、安宿)や
ホームステイのゲストハウスが目に付く。
ここで生活している人達の家が並んでいる。


お寺に行くのかな?
正装して、お供えを頭に乗せている女性とすれ違う。
 子供が凧揚げしてた。 
 風があるので凧も高く揚がる。 
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路地裏へ

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地べたに座っているおじさん達がにわとりを撫で回していた。一体何をしているんだろう?このおじさん達…。そこへ別のおじさんがまたにわとりを連れてやってきた。
…あ、もしや闘鶏???おじさんと目が合ったので「Cock Fight?」と聞いてみる。おじさんは「うんうん」とうなづいて、にわとりの首の辺りの羽を引っ張ったり、顔を叩いたりした。




すると、にわとりが怒って首のまわりの羽をふわっと広げた。鋭いくちばしでもう1羽のにわとりを突付く。「うぉーすげぇー」と思っているのもつかの間、にわとりは逆立てていた羽をふっと戻してしまった。
冷めるの早いのね。
いつの間にか一緒に観ていた観光客のおじさんに「Japanese?」と聞かれる。おじさんは「I'm Korean」と言った。日本人かと思ってた。
「neighbor」と答えた。嫌がられるかと思ったけど、いい笑顔を返してくれた。

それにしても、このおじさん達は日がな一日、地べたに座って、だべって過ごしているのだ。いいなぁ。いい生活だ。



Jl.Raya Ubudへ出た。
道はまだ先へ続いていたけど
左へ折れることにする。

土産物屋でレターセットを探したけれど見つからない。
無いものなのね。
ホテルにも置いてなかった。
ポストカードは売っているのだが…。
仕方が無いので、封筒付きのメッセージカードを買った。




欲しいっ欲しいっ!アッタの籠!
じぇんぶくださひっ。。。

ホテルまで、テクテク歩いて帰った。
パサールから1キロくらいあっただろうか?
足の親指にでっかい水疱ができてしまった。
もうこのサンダルは履けないね。


赤い水着を着てプールへ行った。誰もいない。プールを独占した。
湧き水だからだろうか?ものすごく水が冷たかった。
足の先から少しずつ慣らして入る。ひゃーーーーーって感じ。
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丘を越えて #1

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グヌン・ルバ寺院-割れ門
お供えつくりのおばあさん

ホテルの近くにグヌン・ルバというお寺がある。
ウブド発祥の地だそうだ。
ウブドという町の名前はこのお寺に自生していたハーブに由来する。
「薬」という意味だそうだ。




ホテル・IBAHの入り口を左へ入ると長い下りの石段が続いていた。
下へ降りると、小さな川が流れ、
大きな大きなバニヤン・ツリーがあった。
細いツル(根っこ?)がたくさん垂れている。
暖簾をくぐるように進む。
日の光が遮られているのと、
川を渡る風で、ここだけ空気が違う。
ひんやりして気持ちよかった。





お寺はしんとしていた。
サロン姿のおばあさんが、
お供えを作っていた。




日本人の女の子2人連れがいたけれど
囁き声で話をしていた。
大きな声を出してはいけない…
そんな厳かな雰囲気がそこにはあった。

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丘を越えて #2

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「スラマ・パギ」のおばさん

山の尾根

草ぼうぼうの道

「ワン・タウザンド」のおじさん
お寺の脇の小径を登っていくと、
頭に荷物を乗せたおばさんが「スラマ・パギッ」と
笑顔で挨拶してくれた。

さらに登ると牧草地が広がっていた。
山の尾根を道がずっと続いていて、
両脇は渓谷だった。
右手の谷の向こうから雲が流れてくる。
雲の影が谷を登ってきて私の上を通り、
左手の谷へ滑り降りていった。
ライステラスが見えるのではないかと、
延々歩き続けた。


谷の向こうに
ほんの少しだけライステラスが見える。
緑が美しかった。


草だらけの道だけれど私の歩みは止まらない。
どんどん歩く。どんどんどんどん…

後ろから、頭に牧草をいっぱい乗せたおじさんがやってきた。
にこにこしているので写真を撮ったら、お金を要求された。
「ワン・タウザンド」と言っているのだ。
お金の代わりに…と思い、ポラロイドカメラで写真を撮って渡したが、いらないと言われた。
写真を見て「バグース!(すばらしい)」と言った。
さらに「ドリンク・クラパ(椰子のジュース飲むか)」と言う。
たったの1000ルピアなのだけど、
お金を上げることに慣れていない私。
老人にとったら、お金をもらうことはしごく当たり前のことなのかもしれないけれど、
私にはとても抵抗がある。
他の国の人はお金をあげるのかな?
外国へ旅行するといつもこのことで悩んでしまう。

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丘を越えて #3

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小さな村落へ出た。
人影は無い。しかし、たまに外国人のハイカーに出会う。
場違いな落ち着かない気持ちが、外国人を見ると「ここに居ていいんだ」という安心感に変わる。
引き返そうか、どうしようか迷ったがまだ昼前だし、行ってみることにする。

もう1時間近く歩いた。IBAHの入り口にカフェの看板があったのだが、その店がこんなところにあった。あんな遠くから、ここを目指してやってくる人がいるのだろうか?

目のにごった黒い犬が、しきりに私に向かって吠えた。「弱い犬ほどよく吠えるのだよ」と言い聞かせたが、聞く耳などある筈も無かった。

田んぼだっ!ライステラス!素敵だ♪牛がいる。しらさぎがいる。アヒルがいる。カモがいる。出会う人みんなが笑顔で挨拶してくれる。

牛に発見された。「あんた誰?」と聞かれた。(うそ)牛の歩く道を、自分も歩く不思議。

洗濯物が道端に干してあった。神聖な太陽に、洗濯物をかざしてはいけないらしい。

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丘を越えて #4

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もう帰ろうかと思うと、こんな看板を見つける。
「あと1キロ歩くとビューティプルなライス・フィールドがあるよ」
小さく「and Nice Village」と書いてあった。
もう少し歩きますか。


 

いまだ牛は重要な労働力。
でも耕運機を使っている人もいた。


椰子の木がなければ、群馬か千葉か…という風景。
だけど、空気はまったく違う。

牛を連れた少年が「ハロー」と挨拶をしてくれた。
はにかんでいるけれど、大人のような挨拶だった。






田んぼにアヒルがいっぱい。
女性がバイクでやってくると、みんな集まってきた。
そしてみんなこの女性の後をくっついて
行ってしまった。
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丘を越えて #5

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遠くからガムランの音が聞こえてきた。
お祭りだ!
駆け出した。
お寺から線香の煙が上がっていた。
「Ceremony!」と正装のおじさんが教えてくれた。
「Look Painting」と声は掛けてくれるけど、お祭りには誘ってくれない。

いい加減にもう帰ろうとUターンすると後ろからバイクに乗った女性がやってきて
声を掛けられた。
私のサロンを貸してあげるから、一緒にお寺に行きませんか?と女性は言った。
思いがけない誘い。
ちょっと迷ったけど、ついていくことにした。
彼女の名前はプジーといった。
プジーは自宅に連れて行ってくれて、クバヤ(正装)を貸してくれた。
1枚写真を撮ってもらう。


お寺のバロンにはまだ白い布が掛けられていた。
「日本人は具合が悪くなったら、薬を飲んだり病院へ行ったりするけれど
バリの人はお寺へ来て、聖水を額と頭に3回ずつかけてもらう。それで治る」と教えてくれた。
その後、プジーは私をホテルまで送ってくれる上に、夜また迎えに来て
お祭りに参加させてくれるという。
なんて幸運なんでしょう。
こんなハプニングなら大歓迎だ。
夜はガムランの演奏とワヤン・クリがあるのですって。
まさかワヤン・クリまで観られるとは思ってもみなかった。


ホテルまでの道は凸凹でもの凄かった。
アスファルトが壊れて大きな穴が開いている。
平らな部分はバイクがやっと通れるほどの幅しかなく、途切れ途切れで、曲がりくねっていた。
なんど転倒するかと思ったことか。
対向車がやってくると道の端へ追いやられる。凸凹なうえに下は崖だった。
しかも急な上り下りの坂道で、登りは馬力が無く止まって転びそうになり
下りではカーブが曲がりきれないかもっ!とひやひやした。
まさにロデオ状態だった。
「Sorry!」とプジーに言われるたびに「No problem」と叫んだ。舌を噛みそうになりながら…。
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